これから伸びるフランチャイズのヒントが見つかるメディア 『ミラ・フラ.com』~ミライのフランチャイズ » デイサービスフランチャイズはこれから伸びる?市場分析と加盟店紹介

デイサービス
フランチャイズは
これから伸びる?
市場分析と加盟店紹介

デイサービス
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デイサービス経営を考えている方向けに、フランチャイズ専門家の声を参考にしながら、デイサービス業界の今後の展望と、フランチャイズの加盟店情報を紹介しています。

デイサービスフランチャイズの
加盟店一覧を見る

目次
SUPERVISOR

監修協力

代表取締役社長 民谷 昌弘 氏

株式会社アクアネット
フランチャイズ経営研究所
代表取締役社長 民谷 昌弘

代表取締役社長 民谷 昌弘 氏

大学卒業後(株)不二家、経営コンサルタント会社コンサルティング部長を経て現職。
FC本部のスタッフまた経営コンサルタントとして、FC業界に40年以上関わってきた。立ち上げ支援した本部は200社以上に上り、その多くが着実に成長している。直営店が数店という規模から1000店を超える規模にまで成長したチェーン、100億円以上の売上を実現している企業も多数生まれている。

    略歴
  • 一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会代表
  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構:経営支援アドバイザー
  • 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会セミナー講師
  • 独立行政法人中小企業大学校:中小企業診断士養成講座講師
  • 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会:フランチャイズ雇用促進委員会委員
BOOK
INTRODUCTION
【監修者著書紹介】
  • 「成功するFC戦略 フランチャイズ本部構築の9ステップ」(あおぞら書房)
  • 「注目FC経営トップに聞くフランチャイズビジネスの魅力」(監修/ダイヤモンド社)
  • 「ザ・フランチャイズ~ストーリーで読み解くFC経営成功の秘訣~」(ダイヤモンド社)
  • 「成功するフランチャイズ戦略 FC導入9つのステップ」(ダイヤモンド社)
  • 「成功するフランチャイズ戦略 ミラノプロジェクト」(韓国語版)
  • 「失敗しないためのフランチャイズビジネス体験BOOK」(ダイヤモンド社)
  • 「改訂 本当は教えたくないフランチャイズ本部構築50の教え」(出版文化社)
  • 「本当は教えたくないフランチャイズ本部構築50の教え」(出版文化社)
  • 「新建設業宣言」(ダイヤモンド社)
  • 「職場をゴキゲンにする30の習慣」(出版文化社)
略歴を見る
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デイサービス業界が
これから伸びるかどうかは、
マクロ環境(PEST)分析で予測を立てる
デイサービス業界が
これから伸びるかどうかは、
マクロ環境(PEST)分析で予測を立てる

デイサービスのフランチャイズ加盟を検討している方にとっては、業界が今後伸びるのかどうかはまず気になるところです。将来性を見極めるために役立つのが、PEST分析というフレームワークを用いて市場を俯瞰すること。

政治(Politics)・経済(Economics)・社会(Society)・技術(Technology)の4つの視点からの影響を分析することで、業界を取り巻くマクロ的な外部環境の変化を把握できます。その結果、将来的なマーケットの傾向や見通しを立てることが可能。当サイトの編集チームが、2023年3月時点でのデイサービス業界を分析してみました。

編集チームが行った
マクロ環境(PEST)分析

POLITICS
政治的影響

(法律、政府・関連団体の動向、消費者保護、公正競争など)

  • 要介護者の利便性を高めるために、混合介護を緩和する動き
  • 混合介護とは、介護保険サービスと介護保険外サービスを混ぜて利用すること。「利用者と事業者の利便性が上がる」といったメリットがある一方「サービスが高額化するおそれがある」などのデメリットもある(※1)

  • 介護士の待遇を改善するため、介護処遇改善手当が設立
  • 処遇改善加算を介護サービスの利用料に上乗せして請求し、得られた利益を介護職員に分配する仕組み(※2)

P
P
ECONOMY
経済的影響

(景気、価格変動、貯蓄率、為替、金利など)

  • 景気に左右されるケースも
  • 介護職自体は景気に左右ないが、デイサービスは需要による影響を受ける施設。デイサービスは介護を必要とする人が入浴・食事、機能訓練などを日帰りで行う。利用者の多くは自宅で生活している。
    一方で、「デイサービスを利用しない」という選択肢もあり、特にコロナウイルス感染症では、感染を避けるために利用控えという例も発生している。そのため、運営が厳しくなり倒産するというケースも。事業所単位でみればインフレ等による運営費高騰で財務状況が悪化するケースや、人手不足で運営ができない等の理由で倒産してしまうケースもある(※3)

E
E
SOCIETY
社会的影響

(宗教、価値観、倫理観・社会規範、世論、教育レベル、習俗習慣など)

  • 住民が地域社会との繋がりの重要性
  • 過疎高齢化地域では自助や互助ではすべての福祉的課題をカバーできないため、住民が地域社会や“誰か”とつながっていることが大事。
    独居でも周囲が異変に気づく環境づくりが重要。自治体と住民が連携して社会参加の機会の創出が必須。 (※4)

S
S
TECHNOLOGY
技術的影響

(技術革新、特許、生産・商品化技術、代替技術など)

  • ICT導入で起こりうる現場の変化
  • ・業務効率化につなげられる、情報連携がしやすい、データ活用による質の向上といったメリットがある。
    一方で導入コスト、介護職員への教育が必須な点がデメリットとして挙げられる(※5)

T
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※1参照元:東京都福祉保健局(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kourei/hoken/sentaku/sentaku.html)
※2参照元:厚生労働省 ・処遇改善加算・特定処遇改善加算・ベースアップ等支援加算の概要【PDF】(https://www.mhlw.go.jp/content/000915800.pdf)
※3参照元:ケア資格ナビ(https://www.careshikaku.com/feature_guide/column/antei_riyu)
※4参照元:みんなの介護(https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no189/)
※5参照元:きらケア研究所(https://job.kiracare.jp/lab/article/1870/)

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分析結果から分かることは...?

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需要の高まりに対応できる人材確保と稼働率アップが成功のカギ

高齢化社会の進行により要介護者は増えていくため、介護サービスの担い手の価値は常に高いです。同時に、社会インフラに欠かせない介護職の待遇改善も、少しずつですが進みつつあります。
施設の売上は介護報酬に大きく依存しているため、フランチャイズ加盟においては一定の稼働率を確保できるかどうか見極める必要があると言えます。

Qフランチャイズ専門家、
民谷氏が見る業界の今後は?
A人材の確保と育成に成功すれば
拡大しやすい

介護保険が導入されて20年以上が経過したなかで、介護業界で最もフランチャイズ化が浸透しているのがデイサービス事業です。それだけチェーンの数も多く新規加盟を検討するには選択肢の多い業界とも言えます。

デイサービスには、機能訓練を中心とした半日型と入浴や食事提供などもある一日型に大きくは分かれます。以前、半日型のデイサービスが高収益を獲得できたために爆発的に拡大した時期がありましたが、介護報酬の改定によって収益が低下し、現在、事業者はやや減少傾向です。
近年は、要介護者の重度化予防など、国の方針に沿ったサービス提供に対する報酬加算などもあって、サービス提供の内容によっては十分な収益確保が可能となっています。

デイサービス事業は、コロナ禍によって利用者の減少に苦しんだ時期もありましたが、昨年後半くらいからはほぼ回復しており、差別化が明確で収益モデルが確立できている事業者への加盟はリスクの少ない選択肢と言えるでしょう。

※民谷氏の監修範囲はここまで

代表取締役社長 民谷 昌弘 氏

(株)アクアネット
フランチャイズ経営研究所代表 民谷 昌弘 氏

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デイサービスの
フランチャイズが
おすすめなのはこんな人
  • 医療法人などデイサービス関連事業を運営している事業者
  • 一定数の利用者を確保するまでの間の資金がある(最低でも1,000万円)
  • 複数事業所の展開を検討している
前提として、デイサービス事業を
始める目的を明確にすべき

上記はあくまで向いていると思われる人の一例です。
フランチャイズはどの業種でも共通して「本部のブランド力を活用できる」「商売のノウハウを提供してもらえる」などがメリットとして挙げられるため、どの業種でも成功しやすいのでは?と思われるかもしれません。
ただ、経営者あるいは事業主という立場になる以上、大前提として持っておくべき考えは「何のために開業したいのか?」です。 これは個人の性格や相性にも左右されるので、単に「儲かりそう」「伸びそう」という理由で加盟すると後悔する可能性があります。
目先の利益や展望だけでなく、その業種でビジネスを始める意味と目的を自分の中で確立させて参入すべき業界を決めることが大切です。

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加盟店を選ぶ上で
重視したいポイントはコレ

収入面と集客面に関する
不安を払拭できるかどうか

フランチャイズでの開業を検討している人に向けて行ったアンケート(※)では、「加盟検討において不安に感じること」として回答の半分以上を占めていたのが、「収入」「集客」の2項目でした。本部で確立されているノウハウやマニュアルを使用できると言っても、根本的な不安は中々消えないようです。

当サイトでは、公式HP上で収益モデルを公開しており、且つ集客サポートを行っている加盟店のみを掲載しています。以下に一覧としてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

フランチャイズWEB

デイサービス
フランチャイズの
加盟店一覧

ここでは、Google「デイサービス フランチャイズ」検索結果の中から、収益モデルを公開し公式HPに集客支援を行っていると記載がある加盟店の特徴や情報をまとめています。(2023年3月1日調査時点)

レコードブック

レコードブック公式HPキャプチャ

引用元:レコードブック公式HP
(https://www.recordbook.jp/lp/)

レコードブックは機能訓練を中心としたデイサービス施設です。利用者の身体能力、健康の維持や向上を目的とし、運動プログラムの提案・実践をしています。

レコードブックでは、スタッフの採用や教育サポートを徹底し、介護業界が未経験でも加盟できるようにしています。また「勝てるエリア」の提案ができるマーケティングや営業ノウハウの提供などスーパーバイザーによる充実したサポートが特徴的です。

※A2プラン

参照元:レコードブック公式HP
(https://www.recordbook.jp/lp/)

レコードブックの基本情報

会社名 株式会社インターネットインフィニティー
本部所在地 東京都品川区大崎1-11-2
ゲートシティ大崎イーストタワー4F
電話番号 03-5148-2396
公式HP https://www.recordbook.jp/lp/

レコードブックの
公式サイトを見る

リハプライド

リハプライド公式HPキャプチャ

引用元:リハプライド公式HP
(https://www.rehapride.co.jp/owner/)

リハプライドはリハビリ型デイサービスとして、安全で無理なく継続できるリハビリプログラムを提供しています。事業理念は「人生の先輩へ、リハビリと誇りを」。 広告宣伝費をかけなくても紹介で利用者が集まってくるのが特徴です。

もちろん、経営に関するノウハウの提供や本部サポートも充実しています。リハプライドは半日型のデイサービス施設であるため、比較的初期投資費用が少なくすみます。

参照元:リハプライド公式HP
(https://www.rehapride.co.jp/owner/faq.html)
参照元:リハプライド公式HP
(https://www.rehapride.co.jp/list.php)

リハプライドの基本情報

会社名 リハコンテンツ株式会社
本部所在地 千葉県船橋市習志野台2-6-5 高橋ビル2階
電話番号 047-496-5270
公式HP https://rehacon.com/

リハプライドの
公式サイトを見る

あづま家

あづま家公式HPキャプチャ

引用元:あづま家公式HP
(https://azumaya-group.com/?page_id=44)

あづま家のデイサービスでは、利用者の笑顔と利用者らしさを取り戻す介護を目指しています。栄光接骨院のサポートのもと、利用者の疾患や生活スタイルに合わせたリハビリメニューの提案が可能です。

スムーズな開業サポートや、あづま家の運動ノウハウを取り入れたプログラムの提供など、開業支援が充実しています。別途費用はかかってくるものの、事業所の申請代行もおこなってくれます。