セルフエステを開業するにはフランチャイズ契約するのが近道です。しかし契約がそのまま成功につながるとも言えず、失敗も少なからずあります。
ここでは、セルフエステフランチャイズで失敗する理由や対策法、失敗談をご紹介します。
エステに通うお客様は週に何度かお店に足を運ぶため、利便性は無視できません。どれだけ良質なサービスを提供できても、立地が悪ければ次第に客足は遠のくものです。従って、開業前にはお店の立地条件をしっかりと確認する必要があります。
立地条件はターゲットとする年齢層によっても異なります。20代〜30代の若い世代ではオフィス街や駅近が好まれ、主婦層であればショッピングセンター近くや郊外の静かな場所が好まれるのかもしれません。
エステサロンは、客単価×来店数で経営状況が変わります。ベッド1台の売上金額の収支シミュレーションをしっかり把握しておかなければ計算間違いをおかしかねません。
初期費用分を早く回収したいと考えるなら、ベッドの台数や1日に受ける仕事量など収支シミュレーションを立てておきましょう。開業後すぐは思うように運営が進まないケースも考えられますので、その分も計上しておくことをおすすめします。
加盟店の経営者はフランチャイズ本部が持っているブランドをそのまま譲り受けられるため、高い宣伝効果を得られるといったメリットがあります。その分、加盟店はブランド名を汚さぬよう品質の維持に努めなければなりません。
フランチャイズ本部がよしとしない行為は契約違反につながりますので、決して行わないように気をつけましょう。契約が破棄されるとサロンの経営を1から始めなくてはならず、負担が大きくなります。
何か事業を始めようと思ったときに、以前から気になっていたセルフエステの開業を思いつきました。ネットで検索すると「セルフエステは儲かる」といった文言がたくさんあり、あまりよく吟味せずにセミナーに参加しました。
スタッフによる丁寧な説明や親切な物腰に、ついその気になり契約を結んだのですが、結局は高額なマシンを買わされただけで何のサポートもなく失敗に終わりました。フランチャイズの加盟金や初期費用は決して少額とは言えません。フランチャイズ店の比較が必要だと思いました。
セルフエステで使用するマシンは家庭用のものより効果が高い分、取り扱いにも注意が必要だと実感しました。しかもセルフエステはお客様がご自分で使用するため、やけどやケガはクレームの元となり、経営破綻につながります。
もっとひどいものになると法的措置を取られかねないので、フランチャイズ本部からのしっかりとした研修が必要だと実感しました。収益を重視しすぎて安全面を怠ると、お客様の信頼を取り戻せなくなります。
完璧な研修やマニュアルが準備されていても、フランチャイズ本部との擦り合わせは必要です。数回の実習やテキストに書かれている内容だけでは、サロン運営のすベては理解できません。どのような質問にも迅速に回答してもらえるよう本部スタッフとの良好な関係性を構築しておきましょう。
日頃から本部からの指示はきちんと守りアドバイスは素直に聞き入れるなどを心がけておけば、必ず本部スタッフにも好意的に受け取られるはずです。より短期間でサロンを成功させたい、と考えているなら本部スタッフとの関係性は重要です。
セルフエステはお客様に選んでもらわなければ、どんなに高度な技術やサービスを提供していても収益につながりません。たくさんのお客様に早くサロンの存在を知っていただくためには、効果的な集客方法の習得が必要です。
フランチャイズ本部は長年の経験から集客ノウハウを持ち合わせており、加盟店にも伝授しているところが多く見受けられます。そのため、独自で動くよりもフランチャイズ本部の指示を厳守した方が早道と言えるでしょう。
集客方法が身につけば、セルフエステで成功率アップにつながるはずです。
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