買取フランチャイズは比較的参入しやすいといわれる事業ですが、未経験でも開業できるのでしょうか?
本ページでは買取フランチャイズの仕事内容や、未経験で開業する際の注意点、集客のポイントをご紹介します。
買取フランチャイズは、お客様から品物を買い取るのが仕事です。買取事業においては、この「買い取り」が仕入れになります。仕入れた品物を販売することで利益を得ます。
販売先はフランチャイズの本部だったり、本部が指定した取引先だったりとさまざまです。いずれも本部によって商品の流れがある程度は決められています。
なお買取フランチャイズは、開業資金が比較的リーズナブルであることが特徴です。そのため未経験の人でも参入しやすいといえるでしょう。実際にWAKABAでは、フランチャイズオーナーの95%(※)が未経験から参入したそうです。 ※2023年3月15日調査時点
1つ目の注意点は、ロイヤリティの高さです。フランチャイズにおいての必要経費ではありますが、相場よりも高く設定している本部を選ぶ際には慎重になりましょう。
買取業は、1日の来店客数が5~10名ほどといわれています。特に事業のノウハウが身に付いていない頃は集客力が足りず、来店数が0ということもあるでしょう。
しかし1カ月の来店客数が100人でも、200人でもロイヤリティを支払う必要があります。当然200人来店した月よりも100人しか来店がなかった月の方が、ロイヤリティの負担が重くのしかかります。
2つ目は、大型店舗についてです。契約前に本部から大型店舗を推奨された場合は注意する必要があります。
未経験から始める場合、いきなり大型店舗を構えるのは危険です。なぜなら店舗が広ければ広いほど家賃や水道光熱費が高くなるからです。これらの固定費は、経費となって利益アップを阻害します。買取市場自体は拡大すると予想されていますが、固定費に関しては景気に左右されやすいといわれています。
買取ビジネスは小規模店舗でも開業できますし、無店舗型のショップすらあります。未経験なら大型店舗は避けた方が無難でしょう。
研修制度やサポート体制にも注目しましょう。基本的にフランチャイズ加盟をする際には、本部から研修を受けられることがほとんどです。しかしその研修期間や、内容はさまざまで、ほんの数日で修了するショップもあれば、本部の方針を伝えることがメインのところもあるでしょう。
買取事業は高額な商品を扱う機会が多いビジネスです。未経験なら偽物を買い取ってしまわないよう、買取業について1から教えてもらえる本部で研修を受けるのがおすすめです。
1つ目のポイントは、本部に協力を仰ぐことです。買取フランチャイズでは、多くの場合広告宣伝費を本部に支払います。せっかく予算を割いて支払っているのですから、経営体力のある本部の力を借りましょう。
本部ホームページ内で自店舗の特集作成を依頼してみたり、市場調査を依頼してみたりするのがおすすめです。
2つ目のポイントは、ウェブ上と紙媒体の両面から集客することです。ウェブではSNSやオウンドメディアを運営して、自店舗について発信しましょう。お客様としては少しでも店舗の前情報が多いと親しみやすさが持てるため、ウェブ媒体を持たない店舗よりも来店を促せます。
買取業では、ネット上だけでなく紙媒体での集客もするといいでしょう。本部の方針にもよりますが、買取事業ではターゲット層を中高年に設定しているところが多くあります。ターゲット層にはインターネットが苦手な人もいるため、紙媒体でも集客するとウェブ集客での漏れをカバーできます。
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