デイサービスのフランチャイズは儲かるのかについて、ビジネスモデルや年収例も合わせてご紹介しています。
フランチャイズ加盟を検討している方は、ぜひ役立ててください。
デイサービスは「制度ビジネス」といわれています。「制度ビジネス」とは、介護保険や医療保険など報酬が国から支払われるサービスのことで、独立開業を目指す人が多い分野でもあります。
介護サービス収入の9割は保険です。よって、確実に収入が見込め、安定した経営を目指せるビジネスモデルだといえるでしょう。
デイサービスをフランチャイズで開業するには通常より高いコストがかかります。その反面、手厚いサポートを受けられるのが魅力です。本部規定はありますが、フランチャイズで独立開業すれば、フランチャイザーのサポートを受けながら自分の裁量で事業を運営できます。
デイサービス事業をフランチャイズ化した際の年収は、500万円から1,000万円といわれています。ただし1,000万円の実現には、多店舗を経営する必要がありそうです。
高齢化している現在、介護ビジネスの需要は拡大傾向にあるといわれています。2020年時点で、通所介護、通所リハビリテーション、地域密着型通所介護を合わせて50,000施設を超える事業所が存在しています。
前述したように介護サービス収入の9割は保険ですし、儲かる可能性があるビジネスでしょう。 ただし、安定した経営のためには利用者の確保が必須です。
デイサービス事業をフランチャイズではじめてから、どのくらいで儲かるようになるのでしょうか。一概にはいえませんが、多くの場合半年から1年はかかるようです。
デイサービスの場合、利用者の数が介護報酬に影響してきます。ゆえに開業初期の利用者が少ない状態だと、収入が増えないのにコストはかかるといった状態になり、黒字経営とはならないのです。
利用者を確保するためには、地道かつ効果的な営業活動が必要です。デイサービスの場合、一般的にはケアマネージャーに対して営業活動をおこなうという、デイサービスならではの営業手腕が必須となります。フランチャイザーの中には営業のノウハウを伝えてくれたり営業同行もしてくれたりするところが多いので、こまめに相談してみるのも手でしょう。
もともと外資系の保険会社に勤めていた男性の事例です。 保険会社で介護保険の販売に携わる中で、介護自体に興味がわいたのが介護業界に入ったきっかけとのことです。
開業資金は、退職金と融資で4,000万円準備しました。 お泊りのあるデイサービス施設の運営を始めて1年、定員20名の施設1つで年商6,000万円になりました。人件費や備品代などコストがかかりますので、自己の年収にするとサラリーマン時代の1,300万円~1,400万円より少ない状況です。
目標は現在の施設の利用者を増やすこと、経営する施設数を増やすこととのことでした。
稼働率90%を達成できている事例です。
年間の売上は56,400,000円(税不明)でした。ランニングコストを差し引いた残りは17,400,000円(税不明)となり、収益は1,000万円を超えました。
18名定員の3時間2部制で運営しているデイサービスが、月21日営業した事例をご紹介します。
年間の売上は44,400,000万円(税不明)でした。必要経費を差し引いた残りは、19,200,000円です。ロイヤリティが加味されていないとのことでしたので、実際の利益はもう少し少なくなります。
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