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儲かる?儲からない?ハウスクリーニングフランチャイズの実情

目次

初期費用や運営資金が比較的リーズナブルなハウスクリーニング業ですが、そのぶん利益は得られるのでしょうか?

本ページでは、年間の売上や経費をもとに、年間利益を算出してご紹介します。

ハウスクリーニング
フランチャイズの
ビジネスモデルについて

ハウスクリーニングフランチャイズは、本部と加盟者がギブアンドテイクの関係で成り立つビジネスモデルです。

フランチャイズとは本部の「フランチャイザー」と、加盟者の「フランチャイジー」が契約を結ぶビジネス。ハウスクリーニングにおけるフランチャイザーは、おそうじ本舗やハウスコンシェルジュなど、有名ブランドを保有する企業のこと。加盟者であるフランチャイジーは、既存のブランドの名前やノウハウを借りて、開業や事業展開を行います。

フランチャイザー側のメリットの1つに、事業規模を拡大できることが挙げられます。本部の従業員が少なくても、全国に加盟者がいれば、彼らが同じサービスを提供してくれるでしょう。特にハウスクリーニングは実店舗を構えなくても開業できるため、全国規模で加盟者を募集できます。もちろん最初はノウハウを提供する必要がありますが、その後は定期的にロイヤリティを得られます。

フランチャイジー側としては、事業を軌道に乗せやすい点がメリットです。すでに実績のあるブランドの力を借りられるため、実績0のブランドを個人で開業するよりも、顧客獲得が簡単でしょう。

ハウスクリーニング
フランチャイズは儲かる?

ハウスクリーニングフランチャイズは、儲かる可能性はあるといえるでしょう。家のお掃除は生活に紐づいたサービスですので、今後も需要が伸びると予想されます。

おそうじ本舗によると、本部からお客様を紹介した件数は、2021年度は約27万件。2015年度は5万件以上で、2017年度は10万件以上です。年々数字が伸びています。

また売上を大きくすることを重視して、フランチャイザーを選ぶのが大切です。売上の伸び率が緩やかになることが見込まれる場合は、ロイヤリティや紹介料が低い会社を選ぶのがおすすめです。経費を抑えられれば、利益は出るからです。

需要が増す業界で、適切なフランチャイザー選びをすれば、儲かる可能性は高いと予想できるでしょう。

参照元:おそうじ本舗公式HP(https://www.osoujihonpo-fc.com/senzai21/?)

儲かるまでに必要な期間

ハウスクリーニングはもちろん、他のビジネスでも開業してすぐに高額の売上を得るのは難しいでしょう。

おそうじ本舗によると、開業後6カ月以上のフランチャイズ店の平均売上は、約110万円だそうです。ただし、売上は開業時期や地域などの要因によって左右されます。

参照元:おそうじ本舗公式HP(https://www.osoujihonpo-fc.com/provision/)

ハウスクリーニング
フランチャイズの年収例

開業1年目で、営業利益400万円超え
を達成

まずはおそうじ本舗でフランチャイズ開業した例を見てみましょう。30代の男性が埼玉県で開業したケースです。

1年目の売り上げは8,426,806円(税不明)で、売上原価や諸経費をマイナスすると、年間利益は4,437,219円(税不明)でした。この方は店舗を構えずに開業したため、物件に関する費用がかかっていません。

また1年目は従業員も雇わずに営業したことで、人件費も抑えられています。

参照元:おそうじ本舗公式HP(https://www.osoujihonpo-fc.com/provision/)

少額のロイヤリティで、経費も控えめに

続いてはハウスコンシェルジュで、個人が開業した場合のモデルケースです。

1カ月(25日)稼働し、月間売上が962,500円(税込)。洗剤やロイヤリティーなどの諸経費として137,500円(税込)を引けば、月間の利益は825,000円(税込)です。これを12カ月ぶんに相当すると、年間利益は9,900,000円(税込)となりました。

ロイヤリティは33,000円(税込)で固定ですが、洗剤やガソリン代は変動します。

参照元:ハウスコンシェルジュ公式HP(https://houseconcierge.net/fc/flow/)

開業から約1年後で、月商120万円超え

3例目は、日本おそうじ代行の収益実績を見ていきましょう。2019年8月に開業した人の、2020年7月の実績です。

月商が1,243,000円(税不明)に対し、諸経費が479,830円(税不明)。よって月間の営業利益は763,170円(税不明)でした。これを12カ月ぶんに相当すると、9,158,040円(税不明)となります。

月間経費のうちロイヤリティと広告(紹介)手数料が、それぞれ68,000円(税不明)と310,750円(税不明)と大きい金額です。しかし日本おそうじ代行ではこれらの金額以上の月間売上がない場合、返金を行う制度がありますので、経費の負担が少なくなります。

参照元:日本おそうじ代行公式HP(https://nihon-osoujidaikou.com/lp/)

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フランチャイズは
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